寝袋がキャンプの成功を左右する!?快適な睡眠が楽しいキャンプの近道!
キャンプ道具のなかでも慎重に選んでもらいたいのが寝袋(シュラフ)です。
せっかくの楽しいキャンプも、夜が寒くて凍えて、全然寝られなかった・・・
なんてことになっては台無しです。
実際にどうやって選ぶべきなのか?寝袋についての基本情報や我が家の寝袋事情をまとめてみました!
初心者キャンパーの寝袋選び
寝袋については、安物を買うくらいなら、最初のうちは、家で使っている毛布を持っていったほうが良いと思います。
でかいだけで、暖かくもない安物の寝袋は、収納で場所を取るだけで、役立たず!もはや、ただのお荷物です!笑
キャンプの季節やオートサイトなのか?荷物を運ぶ距離によって、選ぶべきものも変わってきます。
じゃあ、どんな寝袋を買ったらいいの?
値段も種類もたくさんあって、どんなものを買えばいいのかわからない・・・。
お店には本当にたくさんの種類があるので、見れば見るほど迷ってしまいます。
そんなあなたに寝袋の基本知識やキャンプシチュエーション別の選び方をご紹介していきます。
寝袋には二つの種類がある
寝袋にはマミー型と封筒型、大きく分けて2つの種類があります。
私は両方の形を持っていて、季節やそのときの状況によって使い分けています。
マミー型
顔だけを残してすっぽりと入ってしまうことができる、ミノムシ形の寝袋です。
頭の先まですっぽりと覆われるので、とても暖かく、保温性も高いのが特徴です。
また、折りたたむとかなりコンパクトになるものも多く、荷物のかさを少しでも減らしたいトレッキングや登山での使用や、機動力を高めたいフェスでの使用にも適しています。
封筒型
名前の通り、封筒のような形でチャックをすべて広げると、大きな1枚の毛布のようになる寝袋です。
ゆったりしているので、寝心地も良いですが、保温性という点では身体との密着度がないため、マミー型よりも劣ります。
折りたたんでも、少しかさばりますので、車で移動するオートキャンプでの使用がおすすめの寝袋です。
寝袋の対応温度は必ずチェックしよう!
寝袋を見てみると、各商品、3シーズン用、冬用、などと、種類が分かれています。
さらによく見てみると、対応する温度の表示があり、どのような気温下での使用に向いているかがわかるようになっています。
自分が行うキャンプの季節や状況を思い浮かべながら、これを慎重に見ていく必要があります。
暑い分には使わなければいい!のですが、夏の時期でも避暑地などでは夜意外と気温が下がって、寒くなったり、
春や秋のキャンプでも日中は暖かくても、山や高地ではかなり冷え込む場所も多く、寒さに凍えて寝られなかった・・・。
なんてことにもなりかねません!
冬場のキャンプはしないという方でも、対応温度をしっかり確認しておきましょう!
価格の違いは?
寝袋には2,000円程度のものから、1~3万円のもの、5~10万円もするものまであります。
低価格帯のもの(2,000~5,000円程度)
2,000円程度の寝袋は、対応温度は低めで中綿も安いものが使われていることが多いです。
形は封筒型が多く、折りたたんだ収納状態でもかなりかさばります。
それでも、初夏や夏のキャンプだけなら、これでもOKです。
ただ、それ以外の季節も・・・となるとこれはほとんど使えず、お蔵入りの可能性が高いです。
実際、私も持っていますが、キャンプでのこの寝袋の出番はほとんどなく、車中泊用としてたまに利用するくらいです。
1~3万程度のもの
冬季のキャンプが少ないようであれば、これくらいの価格帯の寝袋でも対応温度の幅がたくさんあります。
寒い季節でもよく使うという場合には、多少大きさがあっても、厚手のしっかりとした中綿がはいっているものを買っておくと安心です。
なるべく寒いところでも対応できて、さらにコンパクトで・・・、となるとこの価格帯では難しくなってきますが、
春秋くらいまでの利用であれば、この価格帯でもまぁまぁコンパクトかつ保温性も高い寝袋が手に入ります。
高価格帯のもの
中綿の素材がすぐれていて、かなり寒い気温にも対応する寝袋が多くあります。
さらに、コンパクト性をも両立して実現しているので、登山などプロフェッショナル使用もできるものまで、幅はかなり広がります。
我が家の寝袋事情
うちはフェスキャンプも多いため、コンパクトさと軽量性を重視して、主にマミー型の寝袋を使用しています。
夏フェスでも山で行われるフジロックなんかは、夜になると意外と寒く、昼間との気温差がものすごい場合もあるので、どんなに天気予報がよくても、必ずしっかりとした寝袋を持っていきます。
そこまでの寒さではない、という場合でも、上からかけておくだけで全然違います。
夏用にタオル地の寝袋も
夏の海キャンプなど、夜まで暑くて寝られない!なんてときには、封筒型のタオル地の寝袋を持って行き、タオルケット替わりに使うことが多いです。
万が一、雨がふったりして寒くなっても嫌なので、寝袋を持っていかないことは、まずないです。
タオル地の寝袋はアウトドア用と決めて使用できるので、汚れも気にならず、また丸洗いもできて、意外と便利。
今年から導入したのですが、低地の夏のオートキャンプで大活躍しています。
私が愛用しているのはNANGAの寝袋
おすすめはやっぱりNANGAの寝袋ですかね。これはやっぱり違います。
私が持っている寝袋は、中価格帯くらいのものだったと思うのですが、
(年期が入りすぎて、もう種類がわからない・・・。)
かなりコンパクトになるで、携帯性もよく、保温性もまぁまぁです。
メンテナンスがしっかりしていなかったので、そろそろ保温性も落ちてきているような・・・?
でも、また次の寝袋もNANGAのものにしようかなと思っています。
次の寝袋での有力候補、もうひとつはモンベルの寝袋
ただ、次の寝袋として、もうひとつ候補に挙がっているのが、モンベルの寝袋。
モンベルは値段とスペックのバランスが良いんですよね~。サイズなどがいろいろあるのも嬉しい!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最初は、そこまで高機能じゃなくても・・・と思っていましたが、夏以外の場合、キャンプ場の夜は結構冷えることも多いんですよね。
秋や春などのキャンプシーズンを楽しむなら、初期投資として、低温にも対応した寝袋を購入した方が最終的にはお得になる可能性もあります。
子どもの場合は・・・?
ただ、子どもの場合には、結構暑がりだったりするので、そこまでの高機能じゃなくても良いのかな?と思っています。
子ども用の寝袋も出ていますが、わざわざ中途半端なスペックの子ども用を買うよりも、長く使える大人用のもので十分だと思います。
我が家の場合、娘の寝袋は1万円弱くらいで購入したLafumaの寝袋で、私のお下がりです。笑
冬でも家では汗をかいて寝る・・・くらいの暑がりなので、保温性はそれほど必要ないということで、旅で私が使用していたものを使ってもらってます。
NANGAのものもLafuma、どちらの寝袋も、フェス好きな我が家の場合は、軽量&コンパクト重視で購入しました。
とにかくコンパクトになるのにしっかりしていて、すごく使いやすいです。
しばらくはこの寝袋で行こうかな?と思っています。
以上、キャンプの快適さを決める!寝袋の選び方や実際の使い方でした~♪
皆さんの寝袋選びの参考にしてみてくださいね!