やむを得ず、雨や風でテントが汚れたまま撤収・・・。そんなときにはなるべく早いメンテナンスをしてあげましょう!!
今年もキャンプシーズンが始まって、早2ヶ月。
先週の森、道、市場でかなり酷使したメッシュシェルターを念のためメンテナンスしてみました♪
先週の森、道、市場では、大雨と強風にやられ、ドロドロに汚れてしまい・・・、なんとかほぼ乾燥した状態で撤収はできたものの、残っている湿気や汚れが気になっていました。
そこで、今回は、メッシュシェルターメンテナンスをデイキャンプ気分でやってきました!
テントの大敵は水気と汚れ!劣化を防いで長く大切に使おう!
テントの幕帯にはもともと撥水加工コーティングが施されているのですが、雨や夜露で濡れたまましまったり、汚れに含んだ湿気などを放置していると、カビやカビ臭の原因となったり、コーティングの劣化を招いてしまいます。
私も乾燥撤収が基本!とにかく毎回、頑張って乾かしてから撤収していますが、フェス参戦などの場合は、天候による日程変更ができないので、やむを得ず濡れたまま撤収したこともあります。
そんな時には、自宅に戻ってからできるだけ早く、晴れていれば庭で、雨のときは車庫で無理やりテントを組み立てて、乾燥させるようにしています。
そのためか今のところ既に5年以上、かなりの回数使用しているテントやタープも今のところ、小さな傷などはあるものの、撥水などに支障はありません。
湿気や汚れはなるべく毎回の撤収時に注意して、長く使っていきたいですね!
そもそもテントメンテナンスって何をすればいいの?
テントのメンテナンスって言っても、毎回、乾燥してから片づけているけど、ほかに何をすればいいの?と、これまでは私もあまり深くは考えていませんでした。
でも、今回、いろいろと調べてみると、注意した方が良いポイントがたくさんあったので、まとめてみました!
汚れ落し
そのテントやタープの幕の色にもよるのかもしれませんが、パッと見、あまり汚れていないように見えても、意外と砂や泥がついていたりするんですよね~。
テントを洗たくすることを推奨しているところもありますが、大きな幕なんかは、なかなか難しいので水を含ませた布で優しく汚れをふき取ります。
あまり強くこすってしまうと、コーティングや生地を傷めることになるので、気をつけましょう。
乾燥
紫外線による劣化もあるので、本当は陰干しが一番良いみたいです。
小さい幕なら、家の室内や車庫、ガレージなんかでしっかり乾かしてあげるのが一番ですね。
でも、大きな幕となると、陰干しできるほど広く、風通しのよいスペースが確保できる人以外はなかなか難しいですよね。
私はなるべく風通しがいい場所で、紫外線の影響を受けすぎないよう、できるだけ短時間で汚れ落し、乾燥~撤収をするように心がけています。
防水・撥水
防水・撥水については、元々、幕帯に施されているコーティングの効果が経年劣化等で薄れてきたと感じたら、専用の防水液や撥水剤でその効果をよみがえらせることができます。
通常使用時はよくある市販の防水スプレーをかけておくのもいいですが、透湿性のある生地などの場合には、逆効果になる場合もあるので、その点は確認した方が良いと思います。
現在、私が持っているメインのテント(スノーピーク製)は使用6年目、5年目くらいですが、今のところ気になる防水効果の衰えはありません。購入当初の撥水力から比べるとやはり落ちますが、それでも生地に水が染みて気になるなぁということはありません。
とはいえ、フェスなどで使用することが多いので、そろそろ撥水・防水の本格的なメンテナンスもしたいなぁ~と思っているところです。
そこで、調べてみて・・・、候補に挙がっているのが、以下のテント用防水・撥水剤です。
1.テムポ科学 テント用強力防水液
テント・グランドシート・タープ他塗布面の大きい布地用(塗布面: 約4×4平方メートル)の防水液で、刷毛塗りのタイプ。
レビューを見ていると、揮発性が高いようなので、塗る時は注意が必要なようですが、その分、作業も早く進めることが出来そうですし、かなりの撥水効果があるようなので、一度試してみたいと思っています。
2.コールマン テント 撥水剤
こちらはスポンジで塗るタイプの撥水剤で塗布面積は約30平方メートルとなっています。こちらも撥水力はあるようです。
上記のどちらも3,000円弱程度と、防水スプレーより高く感じますが、塗布面積と効果を考えるとコストパフォーマンスはこちらの方が高そうです。
ポールの手入れ
ポールもしっかり手入れをしておきます。
コードが伸びたり切れたりしていないか?を確認して、こちらもしっかり乾かしておくことが大切です。
泥などがポールに入り込んでいる場合もあるので、しっかり確認してあげましょう!
幕帯の傷の手当など
キャンプをしているとどうしても幕帯には小さな傷ができることもあります。
私もスカート部分にペグで穴をあけてしまったりしています・・・。泣
傷の箇所によっては、強い力がかかることで生地が裂けてしまったりすることもあるので、なるべく早い段階で、↓のようなリペアシートで補強しておきましょう。
こちらは貼ってアイロンをかければくっつくタイプということですが、コールマン以外のテントに使う場合には、確認してからの方がよさそうです。
私も今度、穴の補修に使っていいのか?ほかに何かあるのか?をスノーピークに問い合わせてみたいと思います。
デイキャンプ気分でメンテナンスも楽しい♪
今回は、もう初夏の陽気になった快晴の日のメンテナンス。
陰干し・・・というには程遠いですが、短時間でしっかり風を通して、ささっと綺麗にすることができました。
近くにBBQ場を併設している公園があるので、そのきれいな芝生の上で存分に作業ができて、大満足♪
デインキャンプ気分でした。
とはいえ、公園なので、あまり水などを使ってしまうのも・・・と思い、バケツと水は家から持参。
吸水性のあるタオルを何度も洗いながら全体を軽く拭いていきました。
見た目以上に汚れていて、バケツの水は2回ほど真っ黒になりました!!
しっかり風を通してあげたので、あっという間にカラッとして、すっきり☆
この幕体を全部拭いてまわったので結構大変でしたが、それでも設営して汚れをふき取って、最後に防水スプレーをさっとかけて、乾燥して撤収まで2時間くらいで完了しました!
カラッとしたいいお天気だったから、こんなに短時間で出来たんだと思います♪
ビールを飲みながら上機嫌で作業しましたよ♪
娘も公園の遊具で遊べたので大満足★
まとめ
今回、ほとんど初めてのテントメンテナンス。
いつもは乾燥させるくらいだったのですが、やっぱりたまにはちゃんと綺麗にしてあげないと駄目だなぁと反省しました!
普段の撤収時にも汚れのふき取りくらいはできると思うので、これからは意識して綺麗にしたいと思います♪
そして、撥水・防水加工。やってみたいです!かなり気になります!
フェスで使いまくっているアメドでやってみようかと検討中なので、またその際にはご報告したいと思います!!