子連れフジロック5年目の私が、子ども目線のフジロック&子連れでフジロックに参加する際に注意したい点などをまとめました!
いよいよ、今年もフジロックの時期が近づいてきましたね~。
私も子連れフジロック参加はもう5回目。娘が2歳から参戦しているので、これまで気をつけてきたこと、注意している点を改めてまとめてみました!
これまで、子連れフジロックのあれこれについては、part.1、part.2で持ち物や遊び場などについてまとめてきましたが、今回は子連れで楽しむために気をつけたいこと、私がいつも注意していることなどをまとめました!
子どもとフジロックに行くということ
フジロックにはキッズランドがあったり、授乳室などもあったりと子どもたちにもウェルカムな環境であることは確かです。
でも、その一方で、子どもがフジロックに行くのは危ない!という方がいらっしゃるのも事実です。
大人の娯楽・趣味のために子供を連れていくなんて・・・
大音量の音楽で耳を痛めないのか?
大勢の人がいる中で歩き回ったりするのは過酷じゃないか?
本当にその通りだと思います。
そういうリスクや注意するべき点はたくさんあります。
そういったことを何も考えずに、とりあえず子どもを連れていってみよう!という人にはやっぱりおすすめできません。
ですが、そういう点をしっかりと把握したうえで、年齢や子どもの様子に応じた万全の準備をして参加すれば、ここでしか得られない経験を子どもと共有することができます。
大人だけで参加するときのような無理は絶対に禁物です!(別に大人だけだからって無理する人ばかりじゃないですが・・・笑)
子連れフジロックは別モノと認識しよう!
実際、私も一人で参加していたときとは全く違うフジロックになっています。
最初に子連れ参加した娘2歳の頃なんて、ほとんど数曲しかじっくり音楽聴けてないような気がします。苦笑
それでも子どもと一緒だったことによって体験できたことが、本当にたくさんあって、本当に本当に幸せな時間を母娘二人でいっぱい楽しむことができました。
最近では、娘もすっかり立派なフジロッカーとなり、母娘ふたりで協力しながら楽しむまでに成長してくれました。
とはいえ、まだまだ危なっかしいところもありますので、やっぱり準備は万端にしていきますよ!(個人的に、アラフォー母としては、自分の体力作りが肝のような・・・。汗)
子どもの目線で見るフジロック
私は、毎回、安物の防水・防塵カメラをおもちゃカメラ代わりに娘に持たせています。
最初は、ほとんどブレブレで何を撮っているのかわからない写真ばかりでしたが、最近では、子どもならではの視点で撮る写真が面白く、いつも楽しみに見ています♪
これまでのフジロックでの娘撮影の写真で、3~4歳頃に撮ったものを見てみると、子ども目線のフジロックって、こんな感じなんだなぁ~とわかりやすかったので、ここでご紹介したいと思います。
知っておきたい子どもの目線
撮ったときに座っていたのか立っていたのかはわからないのですが・・・、圧倒的に多いのが、こういう感じのアングル写真↓なんです。
まっすぐにカメラを向けると、大体こんな感じなんですよね。
当時、90cm前後だったと思います。
基本、見えるのは腰から下。足だけです。
人混みの中を歩くとなると・・・、きっと全然見えないんですよね。
お天気が良ければ乾燥して舞い上がる砂埃にも近いです。
人混みの中にずっといても、ステージも何も見えなくて、飽きてしまうのも納得です。
私も低身長なので、人混みではまず何も見えませんから、その圧迫感や閉塞感。とってもよくわかります。
これを知っておくだけで、子どもと一緒に歩くとき、移動するときなど、注意してあげた方がいいことがわかってきますよね。
親子で楽しむための注意点
そんな私たち母娘のふたり参戦フジロックで、私が注意していることをまとめてみました。
目を離さない
楽しいフジロックの会場は広大です。
子どもが興味を持つ楽しそうなものもたくさんあります。そして、何より人が多い!
タイミングによっては、大人でも歩くのが大変なくらいの人混みです。
完全に一時も目を離さずにいるのはさすがに難しいですが、混み合う場所などではしっかり見ておかないと、あっという間に見失ってしまいます。
私自身、一度、朝、キャンプサイトでトイレに行ったときに娘が私を探しに行ってしまい、見つかったのがかなり遠い駐車場(汗)、という失態をしてしまいました。
そのときの様子はこちら↓。
子供って本当に大人が予想もつかない行動をしたりしますよね(><)
大人と同じでフジロックの楽しい雰囲気に子供も浮き足立っていますし、普段とは違う環境に落ち着かないはずです。
そういう子供の状態を踏まえた上で、目を離さないように普段以上に気をつけてあげましょう!
人混みでは必ず手をつなぐ
フジロック会場では、本当にたくさんの人がいます。
田舎育ちの娘は、のびのびといつでも私の手を離れて走っていってしまいがちです。汗
混雑した場所でもその習慣がついているからか、なかなかずっと手を繋いでいてくれません。さらにテンションが上がっているので尚更です。泣
ベビーカーの頃は、座らせてしまえばこっちのもの!という感じだったのですが、3、4歳ともなると、もう好奇心が強く、動きたい気持ちが優先してしまって、人混みの中でもお構いなし。
すぐに手を離して自由になりたがります。
で、手を離すとあっという間に見失ってしまいます。
人混みでは必ず手をつなぐことを子どもに何度も言い聞かせて、しっかり手をつないで、子どもと周囲の様子を見ながら動くようにしましょう。
体力は温存しよう
子連れフジロックは体力が基本!
広い会場内を歩き回るだけでも、すごい運動量です。さらに、動き回る子供と一緒に行動するとなると、単身で参加するとき以上の体力が必要となります。
自分の分だけではなく、子供用の荷物も持ち運ばなければならないので、荷物を持ち運ぶ体力も必要です。
体力を温存できるように、荷物の中身はしっかり厳選し、なるべくコンパクト&軽量に!
途中途中でしっかり休憩をとりましょう。隙をみて休憩を挟めるように、椅子は必携です。
呑んでも飲まれない!
これは呑兵衛の私が自分に言い聞かせていることです。
フジロックの楽しい雰囲気。素晴らしい環境で音楽を聴きながら飲むビール、お酒は最高です!笑
ですが、子供と一緒にいる以上、お酒に飲まれてしまうわけにはいきません!
常に子供の様子をちゃんと把握できる状態であることが大切です。
ステージの前方エリアにはなるべく行かない!
本当に稀に、かなりの前方中心エリアの混み合う場所に子連れでいるお父さんとかいるんですが・・・、傍から見ててもちょっと不安です。
人が多くて危険!
人気のアーティストだともう大人でも普通に立ってられないくらいぐちゃぐちゃになるエリアですから、子どもには本当に危険!!
周りの人にも迷惑になるので、絶対に行かないようにしましょう。
少し遠くからの方がスペースもあって、ステージも見えるし、子どもも伸び伸びできますよ♪
音量が大きすぎて危険!
ステージ横などの巨大スピーカーから流れる音は、子供のまだ成長途中の耳の機能に影響がある可能性があります。
私は、基本ステージから一定以上離れたところにいることが多いですし、なるべくスピーカーの近くには行かないように気をつけています。
それでも、言うことを聞いてくれずに前に出ていってしまうこともありますよね・・・。
最近では、こういうタイプ↓のイヤーマフをつけている子も多くみかけます。
7歳くらいまでのお子さんなら、念のため、こういうものや耳栓を準備しておくと、それだけでも全然違います。
耳は大切ですから、しっかり守ってあげましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
実際には、まだまだここには書ききれていないくらい細かいところで注意したり、気を使ったりしていることがいっぱいあります。
でも、子どもと一緒に楽しむフジロックは、そんな大変さを超える、素晴らしい親子体験ができます!
万全の準備をして、最高の時間を一緒に楽しみましょう♪